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有機酒米ができるまで
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「吟子物語」の原料米は、酒米「吟風」を使用しています。
しかも、環境にやさしい有機農法で栽培され、有機JAS規格で認証されたお米のみで仕込みます。
ここでは、その栽培の1年間をご紹介します。
ハウスで育てられた、苗。培土は山土を使い、殺菌剤などの禁止資材を使わないで、育苗されます。
堆肥や鶏ふんなど有機質肥料が施用された「有機認証圃場」に6月上旬、ようやく田植え。食育も兼ねて、子どもたちが一本一本丁寧に植えていきます。
もちろん、現代は田植え機を使った、機械植え。機械は慣行栽培と併用のため、有機苗を植える前に入念に洗浄・清掃し、汚染がないように気を付けています。
7月上旬、鎖付きのパイプを使って、物理的除草。有機栽培では、一般的な除草剤を使うことができないのです。
泥田に入り、みんなでパイプを引っ張ります。株間に潜む雑草たちが、これで抜かれていくのです。
8月中旬、生育が進み、実が入ってきました。この間除草剤も、農薬も使用しないで、育ててきました。
取り残したヒエを、種が落ちる前に抜き取ります。有機栽培の初期は、草との戦いです。
たわわに実った稲は、9月下旬から10月上旬にかけて収穫期を迎えます。
いよいよ、待ちに待った収穫。お父さんに手伝ってもらいながら、刈り取っています。
なお、コンバインが導入されても、機械の入口や四隅など、機械が入れないところは「坪刈り」と云って、必ず手刈りが必要です。
手刈りでは、いくら時間があっても足りません。そこで、助っ人「バインダー」。1条刈ながらも、一束一束結束してくれるので、回収も含め、効率的に作業が進められます。
コンバインを使うと、6条を刈りながら、一挙に脱穀まで行います。もちろん、使用前に洗浄、清掃を行って、万全を期します。
刈り取ったモミは、フレコンに積替えて運搬します。
北海道の気候に適した、酒米「吟風」。これを乾燥し、もみすりを行って出荷します。
袋詰めされた酒米は等級検査を受け、有機農産物の格付を行って有機農産物のJASシールが張られ、出荷されます。